医療法人海陽会 まえだクリニック
内科・消化器内科・肝臓内科
福岡県福岡市東区香椎照葉3-4-5
I.C.メディカルビル2F
MAIL:maedaclinic@dune.ocn.ne.jp
患者様専用駐車場有り
肝炎の原因として、ウイルス性、自己免疫、脂肪肝などが知られています。
B型肝炎はワクチンで予防します。効果的な内服薬もあります。
C型肝炎は3か月の飲み薬で90%以上が治る時代となりました。
治療の費用も、県の肝炎助成制度があります。
超音波検査での肝細胞がんの早期発見にも力を注いでいます。
気になる症状がある方、健康診断で肝障害を指摘された方は相談ください。
肝臓は栄養を司る重要な臓器です。
血糖やコレステロールなどのコントロールに重要な働きがあり、脂肪肝なども起こります。
肝臓病専門医として、糖尿病治療を行っております。
まずは、何でも遠慮なく受診ください。
甲状腺とは、首の甲状軟骨(のどぼとけ)の下にある、ホルモンを分泌する臓器です。このホルモンは体の発達や代謝に関わっていて、人間が生きていくためには不可欠です。
甲状腺の病気は女性に多く、男性の6~10倍と言われています。
代表的な甲状腺疾患には、バセドウ病、橋本病、結節性甲状腺腫などがあります。
甲状腺ホルモンの分泌が過剰になる甲状腺機能亢進症のなかで代表的な病気がバセドウ病です。20~30歳代の若い女性に多く、甲状腺の腫大、頻脈、動悸、手指の震え、食べてもやせる、息切れ、下痢、周期性四肢麻痺、眼球突出などの症状があります。
必要に応じて抗甲状腺ホルモン薬の内服やアイソトープ(放射性ヨウ素内容療法)、手術などの治療が行われます。
甲状腺ホルモンの分泌が不足している甲状腺機能低下症のなかで代表的な病気が橋本病です。20歳代以降の女性に多く、疲れやすい、だるい、寒がり、むくみ、皮膚の乾燥、便秘、無気力、眠気、体重増加、抜け毛、声のかすれなどの症状があります。
必要に応じて甲状腺ホルモン薬の内服が行われます。
甲状腺に結節(しこり)ができる病気のことを、結節性甲状腺腫と総称します。結節性甲状腺腫には、良性と悪性が存在します。甲状腺にしこりができた場合、首が腫れる、首の圧迫感、ものが飲み込みにくい、声がかすれるなどの症状が現れます。
甲状腺疾患は血液検査で甲状腺ホルモン(FT3、FT4)と甲状腺刺激ホルモン(TSH)などを測定することで早期発見できます。
また、甲状腺超音波(エコー)検査によって、甲状腺の大きさ、腫瘍病変の有無・位置や大きさ・性状を調べることができます。さらに、CT、MRI、シンチグラフィー、生体検査などが必要となる場合もあります。
当院では、血液検査と甲状腺超音波(エコー)検査を行っています。
また、検査にて腫瘍性病変が疑われた場合は、必要に応じて連携している専門病院をご紹介いたしますので、安心してご受診ください。
たばこのこと、考え直してみませんか?
息切れ・咳・痰が止まらない場合は、たばこによる肺や気管支の病気かもしれません。
喫煙では、肺気腫や肺癌のリスクが高くなります。
習慣で体に染みついたたばこに対する心理的な依存や、中止時にイライラするなどの禁断症状は克服するのが難しいものです。そこで医師と二人三脚で禁煙してみませんか。喫煙したいと考えている方は是非お気軽に相談ください。
貼り薬:ニコチネルTTS
飲み薬:チャンピックス
喫煙外来では、健康保険等で禁煙治療が可能です。
たばこ代をためると膨大な金額になります。禁煙により、そのお金で色々なことが出来ます。
病気のリスクが下がります。
心臓病、食道がん、咽頭がん、喉頭がん、すい臓がん、肺気腫、肺がんなど。
自分の気持ちがいいのと、周りの人も喜びます。
咳や痰が止まり、食欲が増します。
嫌な臭いがしなくなります。
たばこを吸わない人の受動喫煙がなくなります。
喫煙外来では、健康保険等で禁煙治療が可能です。
参考サイト
すぐ禁煙.jp http://sugu-kinen.jp/
睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは、上気道(空気の通り道)が塞がる、または部分的に狭くなることが原因で、睡眠中に何回も呼吸が止まったり、浅く・弱くなる病気です。
上気道が塞がったり狭くなる原因は、肥満による首周りの脂肪、首が太くて短い、舌の付け根や軟口蓋(鼻と喉の境目の部分)の気道への落ち込み、小顎症、扁桃肥大、鼻の構造的な問題(鼻筋の湾曲、鼻が低い)などがあります。
「無呼吸」は10秒以上の呼吸停止と定義され、無呼吸が1時間に平均5回以上、または、一晩(7時間)の睡眠中に30回以上ある場合は睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
狭くなった上気道に無理やり空気を通そうとするときに、大きないびきが生じます。
睡眠中に無呼吸を繰り返すと、たとえ睡眠時間を長くとったとしても、実際にはしっかり眠れていないため、疲労感、日中の眠気、居眠り、集中力不足、頭痛、気分の落ち込みなどの症状が現れます。
また、近年SASの重症度が高くなるほど、高血圧、糖尿病、肥満、痛風、脂肪肝、高脂血症などを合併する割合が高くなることが分かっています。
SASの検査には、自宅で行える「簡易検査」と、医療機関で行う「PSG検査」があります。
当院では機器の会社と連携し「簡易検査」を行っています。
検査の実施希望日などをうかがったうえで、機器の会社より直接ご自宅に検査機器が届きます。同梱の説明用紙に沿って検査を行い、指定の方法でご返送ください。
検査の結果が出ましたらご連絡させていただきます。その後、必要に応じて治療開始となります。
SASの治療はその原因によって、生活習慣の是正、経鼻的持続陽圧呼吸療法装置(nasal CPAP:nasal Continuous Positive Airway)の使用、手術による治療、歯科装具による治療、薬剤による治療、nasal CPAP以外の呼吸療法などがあります。
診断がつけば、鼻マスクをつけて、経鼻的持続陽圧呼吸療法を行います。
当院では生活習慣の是正に加えて、nasal CPAPの使用や、それ以外の呼吸療法での治療を行っています。
SASは眠っている時に呼吸が止まり、それによって様々な弊害をもたらしますが、睡眠中に無意識に現れる症状なので自覚するのが非常に難しい病気です。また、発症するのは働き盛りの中高年男性に多く、なかなか自分の健康を気にする時間がなかったり、SASによる倦怠感などの症状を忙しさによるストレスだとみなしたりして放置しがちです。
自覚症状がある場合に限らず、家族や周りの方からいびきや無呼吸の指摘があった場合は、早めの受診が重要です。
いびきや日中の眠気などで困っている場合は相談ください。
参考サイト
無呼吸なおそう.com http://659naoso.com/
無呼吸ラボ http://mukokyu-lab.jp/
ステロイド吸入療法、ネブライザー治療、呼吸機能検査、呼気NO測定検査